キャバクラの表側を支えているのはキャバ嬢ですが、裏側を支えているのはボーイ達です。
お店の運営には欠かせないボーイですが、いったいどの程度の収入があるのでしょうか。
この記事では、ボーイの金銭面や待遇面についてご説明していきましょう。
1.リアルなボーイの収入と福利厚生について
未経験でボーイのお仕事を始めた場合、"基本的にアルバイト待遇"になります。
そのため、お給料は時給制であることが多いようです。
アルバイトのボーイの収入
具体的な金額に関しては正直ピンからキリまであります。
例えば都内のキャバクラであれば、『時給1,000円~1,500円』というお店が多いように見受けられます。
しかし社員登用制度を設けているお店も多いので、努力して結果を出ば、アルバイトから始めた未経験者でもすぐに出世することができます。
社員のボーイの収入
社員待遇に移行した場合、時給制ではなく月給制に移行することが多いようです。
社員に昇格した場合の収入は、『月給25万円から30万円程度』になりますので、かなりの給料アップが見込めるでしょう。
キャバクラ店長の収入
さらに出世した場合、キャバクラの店長になることができ、自分でお店を切り盛りできるようになります。
店長になれた場合、月給以上に重要になるのがお店の売上に応じたインセンティブです。
売上を上げれば上げるほど高収入になり、お店の規模によっては、「年収1,000万円越え」も夢ではありません。
福利厚生について
これはお店によってピンキリです。
キャバクラは普通の会社と比べ、社会保険や年金に関する部分が整備されていません。
企業化している一部の大きいキャバクラグループ以外、「福利厚生は一切ない」と考えておきましょう。
もちろん有給休暇もありません。
2.高級キャバクラに勤めた場合と普通のキャバクラに勤めた場合の違い
「高級キャバクラ」と「普通のキャバクラ」の違いというのは、本来お客様にアピールするための「お店の味付けの違い」なので、待遇に差が出るかどうかは、そのお店の考え方次第になります。
つまり高級店であっても、オーナーが「お金を払ってでも仕事のできるボーイを雇いたい」と考えていれば高給になりますし、「そこそこのボーイでいいし別に長続きしなくてもいい」と考えていれば、それなりの給料しか提示しません。
またその逆もしかりです。
ですので高級か普通かよりも、「お店の運営方針そのもの」に左右されることが多いように思います。
またどちらの場合であっても、お店の売上の規模感が大きい方が、給料は高くなりやすい傾向があることは否めません。